バイトの控え室に入ったらもう城さんが来ていた。
「おはようございま〜す」
私の頭が黒になっているのにちょっとびっくりしていたが何も言ってくれなかった・・・。
くすん。(´・`)

それどころじゃない。

今日はもう・・・もう・・・・

☆☆加穂莉ちゃんラヴ☆☆

加穂莉ちゃんは私より1ヶ月後にアルバイトに入った同じ大学の同じ学年の女の子である。

彼女を説明することは出来ない。

なぜなら・・・


詩的すぎて・・・ハァ・・・(←爆)

あの可憐な顔立ちと振る舞い。
汚れなき・・・そう花でいえばユリのような彼女。

とにかく一生懸命。

しかも美人。

しかも純粋。

こんな女を好きにならない男がどこにいるんだあああ!!??(ってあたしは女だろう)

「ありがとうございまーす♪」

という彼女の声を聞くたびに
眉毛が八の字になってしまう。

かわいい・・かわいすぎるよ加穂莉ちゃんっ!!
(城なんてクソだぜったく。)←汚

この思いを伝えることは出来ない。

なぜなら私は

女だから・・・。(壊)

いやホモも悪くないけど今のとこ城さんのこと好きってことになってる(?)から
ヘテロの方向で行きますよ。はい。

私はかわいい女の子が大好き☆
そういえば高校のころも隣の席の麻衣子ちゃんが好きだったなぁ。(危)

私にはもしかして半分男の血が流れているのかも。

○●○それはともかく○●○
バイト後また城さんがうちにパソを使用しに来ることになった。

私の部屋は『城さん専用ネットカフェ』じゃなくってよ!!!

って断りたかったけど。だめだった。

だって会いたいもん♪
(生きかえ、ルン♪のノリで。)

でも彼も利用してやろう、と思って豚肉と卵のおつかいを頼んだ。

今度はケーキを買ってきてくれた。
女の子の好きなものをよく知っている城さんである。

前に来たときは何でもなかったのに今日はなぜにかものすごおおおおおおおおく
動揺してしまう。

どうしよう、どうしよう、@@@@@@

今日はお好み焼きを作ってサービス。
ちょっとした同棲気分?

「まじうまいし。」と5分でペロリ。(*^^*)

でも宿題をすませると城さんは20時半には帰ってしまった。

「もう帰るの?」
「いやぁ、あんまり迷惑かけれないしねぇ。」
(全然迷惑じゃないよ!)
「そんなぁ。フフ。」
(行かないで!)
「じゃぁお世話になりました。」
(もうちょっと居て!)
「はぁい、じゃあまたね〜。」
(一緒にいたいよぉ)
「あ、ケーキ食べてな。」
「うん、ありがとう。」
(城さんが大好きなのに!)

バタン・・・。

閉まったドアに静かにカギをかけるあたし。
自分しかいない部屋を見てため息ひとつ。

そういえば昨日のベッカムヘアーが言ってた。

「美容師ってね〜だいたいお客さんを見てどんな人か当てられるんだよ。
なむりちゃんはねぇ・・・
好きな人がいても素直になれないタイプかな?
自分の気持ちを素直に出せない。
当たってる?」
「え〜どうかなぁ〜。」

当たってるよ、ベッカム。

もっと素直になれたらなぁ。

私が城さんに大好きって言ったらどうなるんだろう?
もっと幸せになるのかな?それとも不幸になるのかな?
怖いから言えないよ。言えない。




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